[PHOTO] 日録
この夏、津軽旅行を考えている。もとはといえばリービ英雄の「最後の国境への旅」に影響されてのことなのだけれど。そして津軽といえば太宰治の「津軽」。以前読んだことがあるけれど再読すべく再購入1した。また必要な地図もふらっと行く予定の旅では、製本された詳細なものでなく一枚ぺらの分県地図にいろいろ書きこんで行くことにしている。さてこの広げられた一枚の地図に旅前、旅中にどれくらいの書きこみがあるだろうか。しかし、書店に行っても青森のガイドブックは見あたらない。“東北”の中にひとくくりにされている。
ところで、2007年5月27日の日記で述べた人形が並べられた建物は(一般的には?)人形堂と呼ばれるらしい。さらにどうも弘法寺のそれは一般に公開されておらず、人形堂で有名なところは弘法寺ではなく「川倉賽の河原地蔵尊」というところらしい。でもそこだとかなり内陸部深くにあり、「最北の寺」の文頭にある”七里長浜からすこし内陸に入ったところに、あのお寺があった。“という記述とは異なるように思える。まだどうもよくわからない。情報は次のあたり、その1、その2、その3、その4。
[BOOK] 遠野物語
柳田邦男の有名な遠野物語ではなく、森山大道による70年代の写真集。それが再編集され文庫化されたので購入。写真を観ていて想うのはひたすら何故か背筋が寒くなる感じだった。
ぼくは遠野ではなく、津軽へ行く。
[BOOK] ロマンチック
佐内正史による文庫版写真集。明らかに感じるのは男から見た女の子への視線。写真の中で微笑む女の子たちとの甘い恋愛を永遠に想像し続けてしまいそうだ。
以前購入したものは実家にあると思うけれど、文庫本なので往復の電車賃を考えると買ってしまった方が安かった。↩︎
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