映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の評判が良いことは知っていたが映画館には行けず、Amazon Prime Videoにて見放題独占配信を行なっていたので鑑賞。
米国での架空の内戦が物語の舞台。FBIを廃止したり、従来の合衆国憲法では禁じられている3期目に突入している大統領に対し、カリフォルニア・テキサス連合軍(あまり現実感の無いすごい組み合わせだ)である西部勢力とフロリダ同盟が内戦を起こし、政府軍は敗色濃厚、勢力はワシントンD.C.へ突入・・・という背景ストーリーの中で、記者のジョエル、戦場カメラマンのリー、リーに憧れ戦場カメラマンの道へと踏み入れた新人カメラマンのジェシー、そしてベテラン記者のサミーが中心となって物語が進む。
内戦そのものを政治的な側面や戦闘の側面を中心に扱った話ではなく、あくまでも、リーやジェシー、ジョエルやサミーといった戦場を取材する記者・カメラマンたちの物語で、とくにジェシーの戦場カメラマンとしての成長の話に(少なくとも最後近くまでは)思えた。
映像自体は、あまり「映画」っぽくなくツルツルした感じの映像で、ビデオカメラでそのまま撮ったかのよう(もしくは意図的にそのような映像にしている)。
疑問(ネタバレ):
最後のホワイトハウス突入後のシーンで、ジェシーを庇いリーが倒れた後、ジョエルはリーにはほとんど目もくれず、ジェシーを連れてすぐさま大統領のいる部屋に向かったのはなぜだろうか、という疑問が見ている時に浮かんできた。あれだけ親しかったリーが倒れたのにも関わらず、彼女の様子(生きているか・死んでいるか)も確認していなかったように思える。そこは、やはり記者の性として大統領にインタビューするという目的を優先して、兵士に大統領が射殺される前に、なんとしても大統領のところに行き、彼の(最後の)言葉を聞くためにインタビューしたかったのだろうか。その際に必要なカメラマンはジェシー一人で十分と判断して。
追記:
映画の中でジェシーがニコンFE2で撮影したモノクロフィルムを屋外で現像して、スマホを使ってスキャンするシーンがあり、このスキャナーはたぶんlomographyのこれ(現在、在庫切れみたい)。
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| スマートフォンスキャナー |
インプレスの記事でも紹介されていた。
でも、120のフィルムも大量に持っている私的にはこちらが気になる(こちらも在庫切れ)。
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| DigitaLIZA Max |


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