[BOOK] ローマ人の物語 24 賢帝の世紀 [上]
ベストセラーになるだけあって相変わらずとても読み易い。勿論ジァンルも異なるが、現在並行して読んでいる「カラマーゾフの兄弟」とは違ってすらすら読める。
著者が私のような凡人にもわかりやすいように、手取り足取り彼女流のローマ史を教えてくれるかのようだ。
ところでこのシリーズでは、ローマと直接関係ないが記憶に残る(彼女の考えを述べた)文章がある。
例えば
「女とは、同性の美貌や富には羨望や嫉妬を感じても、教養や頭の良さには、
羨望もしなければ嫉妬も感じないものなのだ。」
と、どうなんでしょうか?
近くの女性達に聞いたところ「そういう人もいる」という至極常識的な答えしか得られなかったのだけれど。
教養の種
本文より
「Imperaturus omnibus eligi debet ex omnibus」
「この我々全ての統治を託された皇帝は我々全ての中から選ばれた人でなければならない」
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