2007/04/22

2007/04/22

[PHOTO] 日録

monitor
青山01
青山02

一昨日、今まで使っていたR5を下取りに出してGX100を購入。

発売日当日の購入で初期モデルだからか、いろいろバグっぽいところ1があるけれど、1:1のスクエアフォーマットが撮影時に選べたり、ユニークなEVFが付属していたりということでとりあえず満足している。

[PHOTO] 中平卓馬×八角聡仁×倉石信乃スライド&トークショー

「見続ける涯に火が…」発刊記念で青山ブックセンター本店にて掲題のスライド&トークショーが開催された。

家でうだうだしていたため、開演5分前に会場に到着した。入口には、キャンセル待ちの列も出現しており人気の高さがうかがえる。

時間になると三人が入場。ここで中平卓馬は最前列に設けられた出演者席に座ろうとせず、奥の客席に座ろうとする。。。

まずは2003年から2005年くらいまでのスライドの上演が行われた。鳥や猫などの動物、路上で寝ている人の寝姿、看板、木々など一目で近年の中平の作品だとわかる作品が表示されていく。八戸などで撮影された写真も含まれていたようだ。

その後、トークショーに移る。まず八角氏が出版に関する経緯などを話し、それをうけて倉石氏が本の内容などについて語る。基本的に元の原稿は初稿を利用して時系列に編集したとのこと。そして我が中平卓馬は写真を始めた経緯などを語りはじめる。その中で寺山修司や赤瀬川源平(なぜか死亡したことになっていた:-))の話題なども出ていた。そして八角氏(だったかな?)がタイトルである「見続ける涯に火が…」の”火”にはいろいろなイメージがありますねと尋ねると、中平は「“…”の部分には本当は”ありや、なしや”が入ると思うんだよね、寺山さんがそう言っていたしね。」と発言。「マッチ摺る〜」の有名な寺山の短歌を受けたものだろうか。いまいち噛み合わないトークであった。

その後、質問時間を挟んで現在シューゴアートで開催している個展でのスライドショーを上映して終了。

「見続ける涯に火が…」の本は現在途中まで読み終えているが、「写真」と「記録」との関係、「世界」との関わりなど、読む最中にいつも立ち止まり考えさせられる。一見、言葉の見えない写真というメディアだけにさらに言葉について考えさせられる。


  1. AEモードをユーザセッティングで記憶させておくとなんかシャッタースピードが変わってくれないとか、あるケースでモードダイヤルを回すと(全てのモードで)スッテピングズームをONにしているのにOFFになってしまうとか。そのうちファームウェアのバージョンアップがあるだろうか。↩︎

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