[PHOTO] Alex Soth “A Room of Rooms”
| (なぜ手鏡を入れたのだろう?) |
東京都写真美術館で開催されている Alec Soth 「部屋についての部屋」 を見に行く。平日の開館時間に行ったので、とても空いていて快適だった。構成としては、ソスの最新作である”Advise for Young Artists”を含むこれまでの写真集などからの作品が展示されていた(空間が6つの部屋に分けられ、それぞれテーマを持って展示されていたようだったが、正直それらの部屋毎の違いはよくわからなかった)。ということで、雑誌掲載などの一部の写真を除けば、見たことのある写真が多かったが、彼の写真にはなんとなく不安を感じさせるものがある。
内容の充実度という点では、2022年の神奈川県立美術館葉山館で開催された “Gathered Leaves Annotated” の方が量、迫力の点で、また映像もあったりして印象に残るものだったと思う。
[PHOTO] 現在地のまなざし/The Gaze of the Present 日本の新進作家 vol.21
Alec Soth展と同時期に開催されていた掲題の写真展も見てきた。
かんのさゆりの作品が心に残る。東北の震災後に新たに造成されている住宅予定の風景、そして密集する中の一つ一つの新築の住宅。人は写っていない。
(10/22 追記:2B Channelでも本展について「住宅展示場」というコメントがあったけれど、まさにそんな印象を受けた。)
原田裕規のは映像(どれも24時間以上!)が主であったが、捨てられた写真の山は、Alec Sothの A Pound of Picturesを想起させられた。
展示入り口で、東京都写真美術館は総合開館30周年を迎えたということでマグネットステッカーをもらった。
[PHOTO] New Japanese Photography in New Light
| 八重洲ミッドタウン ガレリア |
さらに勢いづいて、午後は東京駅八重洲ミッドタウンで展示されている T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2024 / 東京国際写真祭 の特別展示を見に行く。 1974年にMoMAで開催された「New Japanese Photography」で展示された作家の作品が壁面展示されていた。 このように一点物として展示される形だと、土門拳の写真の強さが印象的だった(展示の場所にもよるかもしれないが)。
八重洲ミッドタウンの商業施設エリアには、初めて行ったが、飲食店も含め、いろいろ面白そうな(美味しそうな)お店があった。
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