国立西洋美術館で開催されている「モネ 睡蓮のとき」展に行く。日曜日ということもあってチケット購入にすごい行列となっていた。幸いオンラインでチケットは購入していたので、入場までの10分くらいの待ちですんだ。
展示前半に少し異なる画題の作品も展示されていたが、あとはとにかく睡蓮、睡蓮(とそれに関連する)作品ばかり。サイズも大きい作品が多い。これらの描いた晩年のモネは白内障を患っていたということや若い頃と違って裕福になって大きいサイズのキャンバスに描ける環境になっていたということなどが理由としてあると思う。そして絵もタイトルを読まなければ、何を対象に描いたのかわからなくなるくらいぐちゃぐちゃしていてまるで抽象画のようだ。
しかし飽きもせずにこれだけ同じ主題で作品を描いたものだと思う。若い頃もそういう傾向はあったように思えるけれど、ジヴェルニーに居を構えてからはやはり自分の庭が格好の画題だったのだろう(というよりも、絵にしたい風景を庭として作った?)。
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