2024/10/30

挑発する写真史

 


金村修とタカザワケンジの両名による対談形式の書籍。青山ブックセンターでの講義(講演?)をベースに書籍化したもののよう。各章(各回)数名の写真家を写真家を取り上げながら、対談していて、一応「流れ」みたいなものは踏まえてはいるのだけれど、決して一般的な写真の歴史を解説しているものではない。両名の取り上げられたそれぞれの作家への見方、それぞれの作品を通じて両名の写真の捉え方が語られていて一気に読んでしまった。

しかし、写真だけを手に取ってその写真を見ていくのは言葉がないだけに非常に難しい(写真の見方)とあらためて思った。ある写真を見て、言葉が湧き上がってくるようなものが良い写真の一つなのだろうか。
(図書館でレンタル)

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