2006/07/19

2006/07/19

礼状

撮影した写真をデータとしてメールなりウェブなりの手段によって渡すという行為は利便性も高く私もしばしば行ないますが、たまには古臭い方法でもよかろうということで今回は紙にプリントしてお渡しします。
記録(記憶)は写真の持つ役割のうちのひとつでありますが、何年か先(もしかすると 何十年か先)の引越しの際にでも整理した引き出しの中から色褪せた一枚のプリントがひょっこりと姿を現わし懐かしい過去を思い出させてくれるかもしれません。(もちろん、今回の写真がそのような価値あるものであるとは限りません。)
デジタルデータはソリッドで永久なるものに思いがちですが、消えてしまうときは一瞬にして霧散するはかないものであり、たとえ懐かしもうにもすでに捨ててしまったハードディスクの中や読めなくなってしまったCD-Rの中にしか存在していないかもしれません。
三万円足らずの安物のデジタルカメラで撮ったボケた写真を、五年落ちの家庭用プリンタでプリントしたものに対してあれこれ書きすぎました。
皆様との友情に感謝して。

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