2025/05/18

「相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」展

 



東京藝術大学美術館にて開催されている「相国寺承天閣美術館開館40周年記念 相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」展に行く。写真撮影が全面的に禁止だったのが少し残念。

相国寺は足利義満によって建てられた臨済宗の寺院だが、単なる宗教施設ではなく、外交的な役割も担っていたのか、明の永楽帝から義満への書状(教科書にも載っている?例の日本国王源道義)や、江戸初期の朱印状なども残っている。

絵としては、雪舟、伊藤若冲、円山応挙などが展示されていて、初めて見るものばかりでとても良い経験だった。中でも若冲の双鶏図は大きくダイナミックで良かった。元は書院の壁?に描かれたものらしいが、他にも展示されていた襖絵なども合わせて実際に書院の中にいてこれらの絵が周りを囲っている状況を想像するとなんという贅沢だろうか。

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