天王洲にある寺田倉庫G1ビルというところで開催されている「動き出す浮世絵展 TOKYO」展に行ってきた。寺田倉庫に行くのは初めてだけれど、一帯がアートな感じで、PIGMENT TOKYOという画材屋さんも寺田倉庫がやっているということを知った(以前たまたま出会ったYoutubeのチャネルで紹介されていたのを見た記憶がある)。
広重や北斎などの浮世絵をモチーフにプロジェクションマッピング(というのかな?)で、壁面いっぱいに映し出している。思わず「きれい」と見惚れてしまう感じ。
眺、藍、麗、彩、遊、錦、瀧、豪、雅、と名付けられた9つの部屋でそれぞれテーマを持ってビジュアルが投影され、また浮世絵(一部は「復刻版」とある)も展示されていた。(復刻版って何?と思って帰宅後調べてみたら、オリジナルの版木を使って新たに刷ったものということではどうやらないらしい。浮世絵の版木に使われる山桜の板は貴重で擦り終えた版木はカンナにかけられ違う浮世絵の版木としてリサイクルされていた模様。このため、一部を除き当時の版木は残っていないようだ。)「遊」と名付けられた部屋には輪投げや玉入れなど遊び場も設けられていて来場している子供達も楽しそうだった(他の部屋も、プロジェクターに投影されている壁なども自由に触れるので、親もあまり子どもの監視を厳しくする必要はない。)
あと、この展示会は、浮世絵作品ではなく、このプロジェクションマッピングを制作した人たちの作品だなと思った。
浮世絵のことはあまりよく知らないけれど、今度じっくり見に行きたいと思う。ここあたりに浮世絵を見ることのできる美術館の紹介がある。
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