2022/05/14

The Story of Art 美術の物語

 


エルンスト・H・ゴンブリッチの「The Story of Art 美術の物語」を読み終えた。1万円近い価格、600ページを超える著作なので、とても読み応えがあり、西洋絵画・建築・彫刻の入門書としてはとても役立つと思う。ゴールデンウイークに読み終えるつもりが1週間余計にかかった。全世界で800万部以上売れ、追加・重版もされているだけはある内容。今回通読し終えたけれど、今度はパラパラつまみ読みなどして復習したいと思う。

○○派というような分類、名称を用いながら網羅的な解説をしている著作ではないので、西洋美術の大きな流れはわかるけれど、そういったカテゴライズされた塊としての理解は難しいかもしれない。後、翻訳版としてちょっと惜しいのは、著者名(+作品名)が日本語だけなので、ネットで検索しようとした時などにアルファベットの綴りがわからないのでそこはちょっと参照に役立たず不便。

(2024/10/18追記)

ポケット版が出たので購入してみた。流石に原本は大きすぎ・重すぎで電車の中などで読むわけにはいかないので。本棚ではなく、手元に置いてさっと参照できる。

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