2022/05/28

柴田敏雄と鈴木理策 写真と絵画ーセザンヌより


近くで仕事をしていて金曜日は20:00までやっていたので、 アーティゾン美術館で開催されている「柴田敏雄と鈴木理策 写真と絵画ーセザンヌより」展を観に行った。

お二人の写真は相変わらず、プリントも美しく見ごたえがある。そして一緒に展示されていた、美術館収蔵の絵画も素晴らしかった。。






併催されていた「Transormation 越境から生まれるアート」展も駆け足で見た(図録は購入)。

2022/05/21

映画「シン・ウルトラマン」


”シン”シリーズ第二弾?庵野秀明「シン・ウルトラマン」を観に行った。主人公(ウルトラマン)のピンチと最後の勝利の高低差が少ない感じなので、ヒーローモノでよくあるカタルシスを大きく感じることはない。案外あっさりしているが、2時間の映画で結構いろいろ詰まっていることもあるのでこんなものかなとも思った。敵キャラがなんとなく、エバンゲリオンの使途っぽい(逆かな)。巨大化した長澤まさみを観る映画だった。

2022/05/15

アベンジャーズ展

 


六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催している「アベンジャーズ展」に行った。昨日のドクター・ストレンジの映画の勢いのまま行ってしまったけれど、正直うーん、アベンジャーズにそこまで詳しくない私には少し高かった感じ。帰りに同じ六本木ヒルズ52階でやっているドクター・ストレンジ・カフェでお茶をして帰宅。

2022/05/14

The Story of Art 美術の物語

 


エルンスト・H・ゴンブリッチの「The Story of Art 美術の物語」を読み終えた。1万円近い価格、600ページを超える著作なので、とても読み応えがあり、西洋絵画・建築・彫刻の入門書としてはとても役立つと思う。ゴールデンウイークに読み終えるつもりが1週間余計にかかった。全世界で800万部以上売れ、追加・重版もされているだけはある内容。今回通読し終えたけれど、今度はパラパラつまみ読みなどして復習したいと思う。

○○派というような分類、名称を用いながら網羅的な解説をしている著作ではないので、西洋美術の大きな流れはわかるけれど、そういったカテゴライズされた塊としての理解は難しいかもしれない。後、翻訳版としてちょっと惜しいのは、著者名(+作品名)が日本語だけなので、ネットで検索しようとした時などにアルファベットの綴りがわからないのでそこはちょっと参照に役立たず不便。

絵画の歴史 洞窟壁画からiPadまで


デイヴィッド・ホックニーとマーティン・ゲイフォードの対談集を購入(ペーパーバック版)。英文タイトルは「A HISTORY OF PICTURES」。絵画と写真のについての対談をベースに時代ごとにまとめられている。ある時代までの西洋絵画の特徴として「リアリティ」の追求があると思うが、かなり昔から画家たちはカメラ(フィルムカメラではなく)を使っていることを述べていてへぇと思った。普段主に目にするのは完成された絵画だけれども、確かによくよく考えると、画家たちは素描とかの準備をしてから完成品を作っていたわけで、カメラもそういう段階で使われたのだろう。

ちなみに、youtubeで対談が公開されている。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」


映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を観てきた。ちなみに、ドクター・ストレンジの第1作は観ていない。では、なぜ見たのかというと、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を観て、ドクター・ストレンジが格好良かったので。。しかし、私自身それほどMARVEL作品を観ているわけではないので、いろいろ他作品との関係あるシーンもあったのではないかと想像するけれど私にはよくわからなかった。本作品は、魔法使い(ドクター・ストレンジ)が主役なので、かめはめ波のやりあいみたいでワンパターンな戦闘シーンばかりの印象。あと、対決相手のワンダはもともとは仲間であったようであるが、暗黒面に落ちた感じで救われない。


あと、「三つ目」はどういう意味があるのだろうか。

2022/05/08

映画「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」

 amazonプライムビデオで観賞。90分程度の尺だったのでゴールデンウイーク最後にあっさり見れるかなと。ちなみに原題は"Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb"。

注意深く観賞すれば色々見えてくるものもあるかもしれないが、ボーッと見たので出来の悪いブラックジョークにしか思えなかった。

2022/05/07

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

 国立新美術館で5/30まで開催している「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」をやっと観に行く。英語のタイトルの"European Masterpieces"の通り、フラ・アンジェリコ、ラファエロ、ハンス・ホルバイン(子)、クラーナハ(父)、ルーベンス、ベラスケス、カラバッジョ、クロード・ロラン、ライスダール、フェルメール、ターナー、クールベ、そして印象派の面々等々、著名な作家の作品がわざわざニューヨークに行かずに観れるのは本当にすごい。そして、エル・グレコは相変わらず現代アートっぽい。

今回の一番は、マリー・ドニーズ・ヴィレールの「マリー・ジョゼフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ」。1801年の作品のようだが、とても19世紀初めの作品には見えず、現代作品、例えば、エドワード・ホッパーっぽい感じも受ける。このマリー・ドニーズ・ヴィレールという作家の真筆とされているものは3点しか現存していないらしい。図録によると、もともとこの作品は(あのナポレオンの馬に乗った肖像画で有名な)ルイ・ダヴィットの作品とされていたらしいが、彼が出展していないサロン(1801年)を表した版画にこの作品があることが判明して、彼の作品ではないということが分かったらしい。その版画も図録に乗っていたが、どれが「マリー・ジョゼフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ」かは、いまいちよくわからなかった。この赤枠部分かな?(追記:メトロポリタン美術館で検索して高解像度の画像で確認した。やはりこの赤枠の部分の絵だった。)



そのほか、あのマリー・アントワネットのマブダチのヴィジェ・ル・ブランの「ラ・シャトル伯爵夫人」も美しく印象に残った。本当にこんなに綺麗だったのかはわからないけれど。手の甲、指先まで美しい。


ああ、会期中(5/30まで)にもう一度行きたい。

2022/05/01

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち


ゴールデンウイークであるが、天気は雨。恰好の美術館日和ということで、東京都美術館で開催されている「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち(THE GREATS: Masterpieces from the National Galleries of Scotland)」を観に行った。スコットランド国立美術館に収蔵されている、ゴーガン、モネ、ドガ、ルノワール、ターナー、ミレイ、ベラスケス、・・・など有名どころの作家の作品を観ることができた。後、ロココの作品も見れてよかった(なんか艶めかしい)。一番良かったのは、ジョン・エヴァレット・ミレイの「古来比類なき完備な瞳(Sweetest eyes were ever seen)」。

短感:

  • Joseph Farington "Edinburgh Castle from the Grassmarket"
  • Francis Towne "Edinburgh Castle and the Calton Hill" 
このあたりは、アニメに出てきそうな景色だ。

  • Diego Velazquez "An Old Woman Cooking Eggs"
卵がいやにリアル。

  • Guido Reni "Moses with Pharoah's Crown"
右側の女性の肌はやけに青い(緑っぽい)のはなぜ?

  • Joseph Malllord William Tuner "Somer Hill, Tonbridge"
ターナーなのにもやっていない!

  • Georges Seurat "Study for `Une Baignade'"(アニエールの水浴のための習作)
スーラも習作段階では点々ではない!