近くで仕事をしていて金曜日は20:00までやっていたので、 アーティゾン美術館で開催されている「柴田敏雄と鈴木理策 写真と絵画ーセザンヌより」展を観に行った。
お二人の写真は相変わらず、プリントも美しく見ごたえがある。そして一緒に展示されていた、美術館収蔵の絵画も素晴らしかった。。
併催されていた「Transormation 越境から生まれるアート」展も駆け足で見た(図録は購入)。
近くで仕事をしていて金曜日は20:00までやっていたので、 アーティゾン美術館で開催されている「柴田敏雄と鈴木理策 写真と絵画ーセザンヌより」展を観に行った。
お二人の写真は相変わらず、プリントも美しく見ごたえがある。そして一緒に展示されていた、美術館収蔵の絵画も素晴らしかった。。
併催されていた「Transormation 越境から生まれるアート」展も駆け足で見た(図録は購入)。
エルンスト・H・ゴンブリッチの「The Story of Art 美術の物語」を読み終えた。1万円近い価格、600ページを超える著作なので、とても読み応えがあり、西洋絵画・建築・彫刻の入門書としてはとても役立つと思う。ゴールデンウイークに読み終えるつもりが1週間余計にかかった。全世界で800万部以上売れ、追加・重版もされているだけはある内容。今回通読し終えたけれど、今度はパラパラつまみ読みなどして復習したいと思う。
○○派というような分類、名称を用いながら網羅的な解説をしている著作ではないので、西洋美術の大きな流れはわかるけれど、そういったカテゴライズされた塊としての理解は難しいかもしれない。後、翻訳版としてちょっと惜しいのは、著者名(+作品名)が日本語だけなので、ネットで検索しようとした時などにアルファベットの綴りがわからないのでそこはちょっと参照に役立たず不便。
ちなみに、youtubeで対談が公開されている。
映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を観てきた。ちなみに、ドクター・ストレンジの第1作は観ていない。では、なぜ見たのかというと、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を観て、ドクター・ストレンジが格好良かったので。。しかし、私自身それほどMARVEL作品を観ているわけではないので、いろいろ他作品との関係あるシーンもあったのではないかと想像するけれど私にはよくわからなかった。本作品は、魔法使い(ドクター・ストレンジ)が主役なので、かめはめ波のやりあいみたいでワンパターンな戦闘シーンばかりの印象。あと、対決相手のワンダはもともとは仲間であったようであるが、暗黒面に落ちた感じで救われない。
あと、「三つ目」はどういう意味があるのだろうか。
amazonプライムビデオで観賞。90分程度の尺だったのでゴールデンウイーク最後にあっさり見れるかなと。ちなみに原題は"Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb"。
注意深く観賞すれば色々見えてくるものもあるかもしれないが、ボーッと見たので出来の悪いブラックジョークにしか思えなかった。
国立新美術館で5/30まで開催している「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」をやっと観に行く。英語のタイトルの"European Masterpieces"の通り、フラ・アンジェリコ、ラファエロ、ハンス・ホルバイン(子)、クラーナハ(父)、ルーベンス、ベラスケス、カラバッジョ、クロード・ロラン、ライスダール、フェルメール、ターナー、クールベ、そして印象派の面々等々、著名な作家の作品がわざわざニューヨークに行かずに観れるのは本当にすごい。そして、エル・グレコは相変わらず現代アートっぽい。
今回の一番は、マリー・ドニーズ・ヴィレールの「マリー・ジョゼフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ」。1801年の作品のようだが、とても19世紀初めの作品には見えず、現代作品、例えば、エドワード・ホッパーっぽい感じも受ける。このマリー・ドニーズ・ヴィレールという作家の真筆とされているものは3点しか現存していないらしい。図録によると、もともとこの作品は(あのナポレオンの馬に乗った肖像画で有名な)ルイ・ダヴィットの作品とされていたらしいが、彼が出展していないサロン(1801年)を表した版画にこの作品があることが判明して、彼の作品ではないということが分かったらしい。その版画も図録に乗っていたが、どれが「マリー・ジョゼフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ」かは、いまいちよくわからなかった。この赤枠部分かな?(追記:メトロポリタン美術館で検索して高解像度の画像で確認した。やはりこの赤枠の部分の絵だった。)
そのほか、あのマリー・アントワネットのマブダチのヴィジェ・ル・ブランの「ラ・シャトル伯爵夫人」も美しく印象に残った。本当にこんなに綺麗だったのかはわからないけれど。手の甲、指先まで美しい。
ああ、会期中(5/30まで)にもう一度行きたい。