2008/07/10

XESP for Traffic Visibility

draft-grewal-ipsec-traffic-visibility-01 ようは、ESP NULLの場合に(暗号化していないためペイロードを検査できるから)ネットワークの中間機器にてモニタリングやアクセスコントールを行いたい。 しかし、パケットを見ただけでは、ESP NULLと暗号化されたESPが一見区別がつかないため、 区別つけるようにしたい。(なぜAH使わないかというとAHだとNAT越えすることが難しいから。)
そのために、新しいESPのフォーマットを定義している(XESP)。それは従来のESPの先頭に4オクテットのヘッダをつけたもの。 このヘッダには、以下のものが含まれる。
  • next protocol - header offset
  • trailer offset
  • flag(version, ESP-NULLなど)
また、NAT-T用のUDP-Encapのフォーマットも4オクテットのProtocol Identifier(1)が導入されている (Non-ESP markerの位置)。ESPの場合この位置にはSPIがくるが1-255は予約されているため、この予約値の中から'1'を使用する。 また、IKEにおいても、新しいProtocol IDを導入。

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