2008/02/18

2008/02/18

[BOOK] 男たちへ

(P.221)
嫉妬と羨望は、ときとして似たあらわれ方をするが、完全にちがう、
嫉妬は、本質的に、失うかもしれないという恐怖から生ずるものであり、
羨望は、得たいと内心では思っていたものが得られそうもなく、それで、
それを実際に得ているものに対していだく、感情だというのだ。
(P.238)
理屈だけでは処理不可能なことが多い対人関係を無視した、
エゴイズムを発見したのである。
対人関係とは、相手があることなのだ。それなのに、男のほうには、
相手がどう受け取るかと思い遣る心情がない。

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