2010/08/12

2010/08/12

[PHOTO] 日録

01

[BOOK] 絵で見る十字軍物語

ローマ後の地中海の海賊の話で、主に西地中海のキリスト教世界 vs. イスラム教世界を綴った次は東地中海でのキリスト教世界 vs. イスラム教世界の話。つまり十字軍のシリーズが始まるようだ。この本はその第0巻的な位置付けで、絵とその簡単な解説からなる。絵をじっくり時間をかけて読んでいくことがなければ、さらっと読み終えてしまえる本である。これでざっと十字軍の歴史をなめることができるので、今後の十字軍シリーズの予習的な位置付けかな。

[BOOK] 日本エロ写真史

江戸末期にカメラが日本に入ってきてから、どのような”エロ写真”が撮られ、そして流通していったかを述べた本。エロ写真といえども、いやむしろエロ写真だからこそ、その当時の日本の風俗や社会史と無縁ではないことが非常によくわかる本だった。日本でカメラが大衆化しはじめたのが、大正末期〜昭和初期だったらしいが、その動機の大きなひとつが自分でエロ写真を撮りたいといったものであったようであることなども、後のビデオデッキの普及などと似て面白い。やはり、エロは強し。“インターネット”が普及したのだって、相当程度エロの力が働いていたんだろうなあ。

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