2010/08/28

2010/08/28

[MOVIE] ROCKY THE FINAL(DVD)

知人から頂いたDVDを観た。映画「ロッキー」は、第1作は名作だと思うがそれ以降は、米ソ対決みたいなノリになってしまっていて、興味を失なっていた。しかし、この”FINAL”と銘打った作品は中々良かった。ストーリーは年老いたロッキーがもう一度リングに復帰し、現役のチャンピオンと闘うというもの。設定自体は現実にフォアマンがかなり年をとってから復帰した例もあるので違和感はないし、リングに復帰するまでのある意味ベタな前振りも悪くない。というか、ロッキーという映画はリングの中での決闘そのものよりも、こういうリングに上がるまでの物語によって成立していたことを再認識させられた。唯一、勝負の結果が判定という筋書きだけはいただけないと思う。やはり、どちらかが倒れるストーリが観たかった。

2010/08/21

2010/08/21

[BOOK] 日本人へ リーダー篇

題名から想像するに国家と歴史篇と対になるもの(シリース?)のようだが、こちらも先のものと同様、随筆であるし、僕自身がリーダーでもないので本当にさらっと読める。

P.23
近代の帝国は植民地が次々と独立したことで帝国ではなくなったが、最後まで
離反がなかったローマは、帝国として滅亡したのだった。
P.193
政治家にとっての「野心」は、やるべきことと信じたことをやること、につき
ます。
一方「虚栄心」とは政治家の場合、良く思われたいこと、ではないかと思いま
す。

2010/08/12

2010/08/12

[PHOTO] 日録

01

[BOOK] 絵で見る十字軍物語

ローマ後の地中海の海賊の話で、主に西地中海のキリスト教世界 vs. イスラム教世界を綴った次は東地中海でのキリスト教世界 vs. イスラム教世界の話。つまり十字軍のシリーズが始まるようだ。この本はその第0巻的な位置付けで、絵とその簡単な解説からなる。絵をじっくり時間をかけて読んでいくことがなければ、さらっと読み終えてしまえる本である。これでざっと十字軍の歴史をなめることができるので、今後の十字軍シリーズの予習的な位置付けかな。

[BOOK] 日本エロ写真史

江戸末期にカメラが日本に入ってきてから、どのような”エロ写真”が撮られ、そして流通していったかを述べた本。エロ写真といえども、いやむしろエロ写真だからこそ、その当時の日本の風俗や社会史と無縁ではないことが非常によくわかる本だった。日本でカメラが大衆化しはじめたのが、大正末期〜昭和初期だったらしいが、その動機の大きなひとつが自分でエロ写真を撮りたいといったものであったようであることなども、後のビデオデッキの普及などと似て面白い。やはり、エロは強し。“インターネット”が普及したのだって、相当程度エロの力が働いていたんだろうなあ。