2025/09/13

映画「8番出口」


 

見る予定はなかったけれど、家族にせがまれて映画「8番出口」(池袋のグランドシネマサンシャイン)観てきた。元々はゲームがオリジナルらしい。となると、バイオハザードを思い出すけど、それだけ。

主人公(二宮和也)が地下鉄を下りて、出口(8番出口)から出ようとするが出口に辿り着けない。同じところをぐるぐる回ってしまう(まさに堂々巡り)。何か異なる様子があるとき(異変)は、引き返さないとせっかく8番に数字がインクリメントされていく案内板の数字がリセットされてしまう、そんな話だった。主人公は、別れた彼女から妊娠の電話があって、子供をどうするか、悩んでいる最中の迷宮入りで、堂々巡りの中で子供に出会ったりして、さまざまな思いが行き来する。主人公の個人的なストーリーと8番出口に辿り着けない謎が絡み合って進む。ホラーのようでいて、それほど怖いシーンが出てくるわけでもない。サスペンスのようでいて、なぜ8番出口に辿り着けないようなことが起きたのかという謎の回答が提示されるわけでもない。

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