竹橋の国立近代美術館へ「記録をひらく 記憶をつむぐ」展を観に行く。タイトルからはあまり想像できないが、昭和100年、戦後80年という節目の年である今年、戦争と結びついた視覚芸術について特集されている。戦争記録画が多く展示されていることもあって色々面倒を起こしたくないのか、チラシも図録もない(積極的に宣伝もされていない様子)。
僕は藤田嗣治の戦争画を見たくて訪れた。もう20年くらい前だろうか、同じ国立近代美術館で藤田嗣治展が開催されていた時に、彼の戦争画(アッツ島玉砕など)を見た記憶があるが、それ以来だろうか。やはり彼の戦争画は迫力が違う。エコール・ド・パリ時代の絵とはもちろん全く異なるが。
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