KPIを設定して〜、みたいな数値評価が世の中流行っているけれど、その弊害をとうとうと分野や例を挙げて訴え、数値評価を行うことを検討する際に、対象が有益かどうかのチェックリストもついている。
測る数値が人を介するものであるならば、その数値を「作る」人の意思によって意図せずとも改竄されるし、そもそもその測定項目が、評価の目的に合致するものでなければ、パフォーマンスは違う方向に発揮されるよなあ、と納得の内容であったけれど、その主張をくどいほど展開する著者の(目的に合わない割に手間とコストが大きい)数値評価への恨みが伝わってくる。

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