2024/02/10

「中平卓馬 火―氾濫」展

 


東京国立近代美術館で開催されている「中平卓馬 火―氾濫」展に行く。2015年に彼が逝去してから初の大規模な回顧展ではないか(前回は横浜美術館?)。写真自体は未公開作品もあるとのことだけれど、多くは中平ファンならどこかで見たことがあるはず(回顧展なので当たり前だけれど)。

ただ、展示はとても気合が入っていて、例えば

1974 年に東京国立近代美術館で開催した「15 人の写真家」展の出品作《氾濫》をちょうど半世紀ぶりに同じ会場で再展示します。カラー写真48 点組で構成される幅約6 メートルの大作で、中平のキャリア転換期における重要作です。 
あたりは、当時の情景を想像することができて良かった。

さらにもっと行ってよかったと思ったのは、中平の写真や批評などが掲載された、雑誌・書籍がとてもたくさん展示されていたこと。多くはprivate collectionと書いてあったので、どなたかが蒐集・保存されているものなのだろうか。写真も雑誌に掲載されたものを見るのと、展覧会で壁やパネルに貼られているものを見るとでは、だいぶ違う。

図録はまだ刊行されていない(3月刊行とのこと)ので、予約してきた。

諸々の事情で、じっくり見れなかったので、会期中(4月7日まで)にもう一度行ってゆっくり見ようと思う。 

最近は、「挑発関係=中平卓馬×森山大道」展きわめてよいふうけいと中平卓馬づいている。

2024/02/03

ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ


原作漫画は未読だが、アニメでハマってしまった鬼滅が映画でやるというので観に行った。放映済の刀鍛冶の里編の最終話と今春放映予定の柱稽古編初回を繋げる形で上映。TOHOシネマズのプレミアムシアターで見たのだが、音響が迫力あり、もちろんスクリーンも大きのでとてもよかった。戦闘シーン、特に柱が刀を振り回すシーンは素晴らしい演出だと思う。早く続きが見たくなる。(最近、呪術廻戦と鬼滅の刃をシーズン交互に見れていて嬉しい。)