東京都写真美術館で開催されている「即興 ホンマタカシ Revolution 9: Homma Takashi」展に連動してホンマタカシの映像作品が美術館1Fのスクリーンで上映されている。以前から観たいと思ってい他が機会に恵まれず逃していた「きわめてよいふうけい」を今回観ることができた。2004年の作品とのことだが、同時期(2006年公開)に小原真史が撮った「カメラになった男 写真家 中平卓馬」の方は、吉祥寺の映画館で2回ほど観たことがある(その時のweb日記のデータは残念ながらHDDクラッシュで紛失してしまったので、どのような感想を書いていたのか今ととなっては思い出せない)。ホンマタカシ作品の方が以前から観たいと思っていて今回長年のToDoの一つをやっとこなしたという感じ。
ぼそぼそと話す中平の言葉はよく聞き取れないが、時に何か真剣に訴えているような、アジっているような感を受ける。
最後に白い画面の中の小さな四角い枠の中で中平が口をもぐもぐと動かしつつ笑った表情などを見せるカットが入っている。ここだけ他のシーンと比べて年取っているように見えたが、どうやら2016年にホンマタカシの特集「ホンマタカシ ニュードキュメンタリー映画 特集上映」で、新たなショットを追加とあるので、中平の最晩年の映像を追加したものだろうか(中平が亡くなったのが確か2015年)。
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