2023/05/13

「重要文化財の秘密」展

 

東京国立近代美術館で開催されている「重要文化財の秘密」展に行ってきた。会期が5/14までという事もあってなのか多くの人で混雑していたが、マネージメントがしっかりしているのか、じっくり見ることができた。重要文化財に指定されている作品の多くが展示されるとあって、とても楽しみにしていた。展示は、1.日本画、2.洋画、3.彫刻、4.工芸、という順路であった。私は洋画に興味があって赴いたのだけれど、一番衝撃を受けたのは日本画だった。今村紫紅、印象派やゴッホ入っていませんか?富岡鉄斎、ゴーガンはいっていませんか?普段目にしていた伝統的な日本画とは全く異なる絵で衝撃を受けると共にとても興味が湧いた。

ちなみに重要文化財とは、上記東京国立近代美術館のwebページによれば次のものです。

重要文化財は、1950年に公布された文化財保護法に基づき、日本に所在する建造物、美術工芸品、考古資料などの有形文化財のうち、製作優秀で我が国の文化史上貴重なもの等について文部科学大臣が定めたものです。そのうち特に優れたものが「国宝」に指定されます。

2023/05/03

佐伯祐三アトリエ記念館

 

下落合にある佐伯祐三の自宅兼アトリエを、新宿区がアトリエ部分を残し記念館として公開している。散歩がてらということで鬼子母神前駅から歩いたら結構疲れた。。庭は公園として公開され、木々の中にベンチなどが置かれている(今年初めて蚊に刺された。。)。

彼がこのアトリエで作品を制作したのはおそらく数年しかないと思うけれど、その後は夫人が使用したのだろうか。

2023/05/02

「ブルターニュの光と風」展

 


新宿のSOMPO美術館で開催されている掲題の展覧会に行く。ゴールデンウィーク中ではあるが、午前中に行ったところ混んでいなく、ゆったりと見ることができた。
ブルターニュ(ブリテンのという意味らしい)にちなんだ展覧会というと国立西洋美術館でやっている「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」展へ3月に行ったが、同時期にブルターニュをテーマにした展示会が開催されているのは単なる偶然なのかしら。
”ブルターニュ展”2度目ということで、知識もついたためか、とても楽しめた。また、サロン画家の絵も大画面で迫力があり、実に良かった。
今回の展示でよかった3点。
  • アルフレッド・ギユ(Alfred DUILLOU)「さらば!」(大画面で大迫力!)
  • アルフレッド・ギユ(Alfred DUILLOU)「コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち」(表情が素敵!)
  • アンドレ・ドーシェ(Andre DAUCHEZ)「ラニュロンの松の木」(輪郭線が良い!)

2023/05/01

ルーヴル美術館展 愛を描く

 


国立新美術館で開催中の掲題の展覧会に行く。ゴールデンウィーク中という事もあって混んでいた。アモル、クビト、プットが沢山。愛をテーマに集めた作品の展覧会で、愛と言っても性愛に繋がる・示唆する作品が多い。