2022/10/23

「はじめての、牛腸茂雄。」展


渋谷パルコのほぼ日曜日で、牛腸茂雄の写真展が開催されていたのでいく。今度赤々舎から写真集も出るようだ。15年くらい前に彼の写真のことを知った時(確か西井一夫の著作だったか)はとても心を揺さぶられた。写真集Self and Others買った記憶もあるのだけれど、探しても見つからない。記憶違いだったか。2007年に松濤美術館で開催された「大辻清司の写真 出会いとコラボレーション」展でも牛腸茂雄のことが触れられていた記憶もあるが、だいぶ昔で記憶違いかも。今回の写真展もモノクロは2Lくらいでプリントされて、カラー(ポジ)も四切くらいだったかの大きさでプリントされていた。モノクロの方はもう少し大きいプリントが見たかったとも思うが、今度出す写真集用にプリントしたものであろうか。

2022/10/15

美術の経済 “名画”を生み出すお金の話


ダビンチ作と称された絵画「サルバトール・ムンディ」にまつわる価格の顛末を描いた映画「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」 をみてから、美術作品の「価格」について色々興味が湧いて関係するような書籍を読んでいる。この本も、サブタイトルに「”名画”を生み出すお金の話」とあり、そのような興味から読んでみた。内容的には、私の知らなかった浮世絵の話などもあり面白い。ビジネス書という体なので、難しく書いているわけではないのですらっと読める。ただし、入門的な切り口なので深さを追うという感じではない。