最近、ルカス・クラーナハ(Lucas Cranach)の絵(特に女性裸体画)が気になってしようがない。画集でもないかと調べてみて、新刊で変える本ということで「ルカス・クラーナハ 流行服を纏った聖女たちの誘惑」を購入。
特に気になっているのは、「パリスの審判」。いくつか作品があるがメトロポリタン美術館とコペンハーゲン国立美術館の収蔵品が個人的には好き。
彼の描く絵は、写実性に富むというより彼のスタイルの絵というか、女性もよくみるとどの絵も(肖像画ですら)同じような顔の形をしている。少し釣り目でつまんだような鼻、口はおちょぼ口というか。立像の場合はS字、旨は小さく、お尻の幅より大腿部の幅の方が大きい。でも不思議な魅力がある。
2016年に国立西洋美術館で展覧会をやっていたようだ。当時は全く知らなかった。残念。
なお、https://lucascranach.org/にデジタルアーカイブが豊富にある。
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