2018/05/03

ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか Kindle版


やはりのブロックチェーンである。技術の話ではなくて社会動向を知るには良い本だと思う。以下、手元メモより。

■ 2018/04/10 "(1)  FinTech社会の前提となるデータ融通の環境整備 個人が自らの意思で自分に関係する情報を再統合できる環境を整備する。個人が自らの関心や目的に応じてカスタマイズされたサービスを享受できるようデータ・ポータビリティを確保するための制度整備や決済がデジタル完結するための電子書面化、キャッシュレス化を進めることが重要である。" 「"ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか"(翁百合, 柳川範之, 岩下直行 著)」
■ 2018/04/26 "完全な分散型自動化組織において、Codeは絶対的な法律・規則であり、絶対に変更してはならないものである。さらにいえば、本来ブロックチェーンは改ざんが困難であり、非中央集権的であるということが根本の思想であったはずだ。" 読んだのはだいぶ昔なので記憶があやふやだけど、まさにローレンス レッシグのCODEの世界。コードがすべてを規定する。"ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか"(翁百合, 柳川範之, 岩下直行 著)

コードが支配する世界と今話題のデータポータビリティ。この二つがブロックチェーンで
結び付けられる世界が訪れるのだろうか。(とりあえず僕はビットコインなどのブロックチェーン文脈で語られる仮想通貨には今のところあまり興味がない)。

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