2017/02/27

篠山紀信展「写真力」


横浜美術館で開催されている篠山紀信展「写真力」へ行ってきた。
一言でいうと圧巻、そんな感じの写真展だった。僕は写真展に行くと、展示されている写真を見ながら言葉のイメージを探してしまうのだけれども、大判の写真がバン!バン!と並べられている様の前にはそんな事を考える必要もなく、被写体の多くが著名人ということもあって、単にこれは誰かな?、あれは誰だ若いなあ~と思いながら見ていた。
特に歌舞伎役者の写真は現代の役者絵と言った感じで素晴らしい。

併催されていた「横浜美術館コレクション展 2016年度第3期」も見てきたが、写真に力を入れている横浜美術館だけあって、その充実した写真群も見応え十分でとても楽しめるものだった。

2017/02/18

星の王子さま


池澤夏樹氏による新訳。昨夏に購入して積読のままだったけれど、やっと読み終えた。
子供のころ、内藤濯氏の訳が実家にあったので読んでもらった記憶はあるけれど、挿絵遺体の記憶はあまり残っていない。今回池澤版を読んでみての感想は、あとがきでも書かれているように、詩なんだなあということだった。

応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱


よく売れているらしいと聞いて読んでみた。足利義政と日野富子、細川勝元と山名宗全、将軍後継、畠山後継、斯波後継。応仁の乱について知っていたことはこれくらいだった。興福寺を中心とした大和の状況などは、本書で初めて知った。本書の中にも、筒井、織田、朝倉など後に戦国大名へと成り上がっていく家名が見えて興味深かった。

室町時代は、南北朝期もそうだと思うけれど、もう本当にぐだぐだ。