2016/11/03

写真新世紀 東京展 2016

毎年この時期に開催される「写真新世紀」展を東京都写真美術館で見てきた。どれもそれぞれアイディアなり、技術なり、感性なりについてすばらしさを感じるけれども、個人的には今回優秀賞の作品の中に印象的なものはなかった。

しかしながら、佳作の中でも牧ヒデアキさんの「スケールと幻想」はなかなか面白かった。小さな人型の模型を写真の中に配置して撮影することで、本来の人間の大きさからすればはるかに小さい物が、現実のスケール感を喪失して、まるで人間よりも大きい物に見えてくる。

0 件のコメント: