[PHOTO] 日録
久しぶりに本格的な和食を堪能した。大味ではなく、かといって薄くもなく素晴らしい味だった。そして何よりも見ていて美しく、舌だけでなく目で楽しむこともできるのは日本食ならではだろう。日本食を食べる時はフレンチレストランのような薄暗い照明ではなく、明るい照明の下で楽しむのが吉。
[MOVIE] 映画「おくりびと」(DVD)
原作である「納棺夫日記」とは、主人公が納棺師であるということくらいしか共通項はあまりなかった(wikipediaによるとタイトルが「納棺夫日記」でない理由はそのためらしい)。私自身は納棺師という職業の人を身内の死の後でも見たことがないし、ましてそれが罪を償うために罪人が従事するくらいしか成り手がいないような、人々から忌み嫌われている職業であるということにも実感がなく違和感を覚えた。ストーリーとしては、最初は(本人も含め)回りから嫌われていた納棺師としての主人公への理解、死後直後の父との再会時に納棺師としての仕事を通じての父への許し(和解)と進む。最後はうまくまとまり多少予定調和的ではあるけれど、楽しめた。
[BOOK] 納棺夫日記
上の「おくりびと」の感想を書いていて、原作のこと書き忘れていることに気付いたので記述する(たしか今年の4月くらいに読み終えた)。この本は小説なのか?それとも随筆なのか?よくわからない。前半は(私)小説のようであったけれど、後半は作者の宗教観などが延々と述べられていたりしてなんとなく中途半端な印象を受けた。