[PHOTO] 日録
[PHOTO] 世界報道写真展2007
人は刺激を求めてやまない。それは報道写真と呼ばれるジャンルでも同じだ。やはりショッキングな写真が会場の大分を飾っていた。これら多くの陰惨な写真ばかりを観ていると、ほっとするような写真がとても恋しくなる。そのため、リトアニアだかラトビアだかの夏至祭のために花畑で花を摘む少女の写真を観たときはとても心が和み、ほっとした。
[PHOTO] FASHION MAGAZINEマーティン・パー写真展
ファション写真にはあまり興味がないなと思っていたけれど、世界報道写真展のついでに立ち寄る。モデルの頭をフレームの外に出してまるでマネキンのように見えるジョッキーシリーズやオフィスの中で如何にも浮いている着飾ったファッションモデルを配置したシリーズなど意外や意外けっこうユーモラスで楽しめた。おすすめ。
[PHOTO] 「昭和」写真の1945-1989第2部「ヒーロー・ヒロインの時代」
昭和の俳優、スポーツ選手、作家、政治家等々のポートレートが飾られている。懐しいと思える人びともいたけれど多くは活躍した時期が僕の生まれる前か幼い頃なのでちょっとした歴史の人という印象だった。
一枚ペラの写真だけでなく、雑誌などもたくさん展示されていた。その中で面白かったのが、少年マガジンの篠山紀信による山口百恵をモデルにしたカメラ小僧向け(?)ポートレートの撮り方指南。内容はたわいもなくて、家のある材料(道具)でどのように工夫したら綺麗に撮れるのかみたいなことなのだけれども、そのページに小さく”君の近くにいるモデル”だかという部分があって「かかりつけの医院の看護婦さん」とか「お兄さんのお嫁さん」などに混じって「東京から来た女の子」というものがった。東京から来た女の子じゃないと素人カメラマンのモデルの対象にもならないのか(笑)。すごい差別だよなあ地方の女の子に対して。。。
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