知らない60年代の新宿が想起できる小説だったが、転調のように現れる登場人物の書き込みがやや中途半端な感じがする。これらの書かれていない間は読者が埋めていくということか。そこも寺山修司がめざしたというモダンジャズ的な手法の試みなのだろう。
掲載されている写真は誰が観ても森山大道の写真。
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