2005/08/14

2005/08/14

[PHOTO] 「写真はものの見方をどのように変えてきたか」 第3部 「再生」- 12人の写真家たちと戦争

東京都写真美術館で開催されている上記展覧会へ行く。戦前から戦後にかけて活動した12人の写真家(小石清・河野徹・木村伊兵衛・林忠彦・植田正治・濱谷浩・桑原甲子雄・熊谷元一・中村立行・大束元・福島菊次郎・東松照明)の作品が展示され、彼らがどのように戦争に関わってきた/関わらざるを得なかったかを中心にフォトジャーナリズムのコンテキストで展示されているように思われた。

時代が下ってきたためか第1部、第2部に比べて展示されている写真の数も多くなり閉館1時間前に入館したため、あまり1点1点に時間をとって観ることはできなかったのが残念である。

しかし、写真の芸術性がどうのこうのというよりも「写っている主題は何か?」を問うものが多いと感じた。この時代からベトナム戦争の70年代にかけてはフォトジャーナリズムが一番勢いを持っていた時期であるため、時代を動かすにたるべき力を持った写真が多い。

[PHOTO] 「Brassai」ブラッサイ - ポンピドゥーセンター・コレクション展

同時に開催されていた上記展覧会も鑑賞してきた。

「パリの夜」の一連の写真の観るだけでも価値があった。

彼は「夜」をどのように撮ったのであろうか? どれもとても素晴らしい。下世話ではあるが素人でも写真を撮るものの一人として当時のあまり性能の良くないレンズ、フィルム、カメラで一体どのようなテクニックを駆使すればあのようなすばらしい闇の中を写しこめるのかに自然と興味がいった(三脚などとても使えないようなシーンもある)。

[BOOK] Brassai - PHOTO POCHE

ブラッサイ展鑑賞後、どうしても彼の写真が欲しくなりミュージアムショップで一番廉価(それでも2700円ぐらい)な本を購入。

[MOVIE] STARWARS Episode III

スターウォーズ・エピソード3をレイトショーで観る。エピソード1〜3の中では一番良かったと思う。エピソード4へと続く結論の見えた話の中でどのように皆が知っていく結末へと描かれているのかに興味を持ちながら鑑賞した。ヘイデンクリステンセンの演技はなかなかだったと思う。アナキンはやはり悲しいし、鑑賞後冷静になって振りかえると愚かでもあった。

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