2023/10/15

ホンマタカシの換骨奪胎

 


即興 ホンマタカシ」展を見た後、東京都写真美術館内のNADiffにて図録を購入しようとしたところ、図録がまだ完成していないようで予約。その代わりに「ホンマタカシの換骨奪胎」が目についたので購入。この本の中に今回の展示につながると思われる話が書かれてあって勉強になった。

2023/10/13

即興 ホンマタカシ Revolution 9: Homma Takashi

 

東京都写真美術館で開催されている「即興 ホンマタカシ Revolution 9: Homma Takashi」展に行く。カメラオブスクラの手法で撮影された建物、富士山などの風景写真が倒立像や正立像で展示されている。また、ピンホールを示しているのだろうか、丸い鏡(追記1)が天井からいくつもぶら下がってその周りの壁いっぱいには街の風景写真がプリントされているインスタレーション。他にも、カメラオブスクラを表しているのだと思われる、会場の中央にはどこにも入り口がない部屋・・・だが四辺には丸い穴が開けられていて、中を覗くと「9」や「Revolution」と書かれた写真が映し出されている(この部屋には中央にピアノとドラム?二台が置かれている)。

展示の趣旨を予習しないで行ったので、なぜ丸い穴?倒立像?とか戸惑い、給水タンクが写っていたりしたので、ベッヒャー?とか思ってしまった。

会場の最後の空間には、女性がうつ伏せになったヌード写真があったけれど、これはどういうものなのかしら、カメラオブスクラ(暗室)"で" or "の中で"撮影したもの?、他にも水滴のような抽象的な写真もあったけれど、これもどちらなのだろうか。

あと、サブタイトルにもある「Revolution」や「9」はに何か意図・意味がありそうだけれどわからない(追記2)。

追記1:鑑賞後に立ち寄ったNADiffで購入した「ホンマタカシの換骨奪胎」によると、おそらく本展示の鏡は太宰府天満宮の神幸式大祭で道真公の御神霊が乗る御神輿についている六つの鏡からヒントを得たインスタレーションのようだ。

追記2:展示案内のページに書いてあった。

本展の英題「Revolution 9」は、イギリスのロックバンド、ビートルズが様々な音源を元にコラージュのように制作した、同名曲へのオマージュとして捧げられています。

追記3:清里フォトミュージアムでカメラオブスクラの体験をしたことを思い出した。眼が慣れるまでピンホールを通して映る絵は見えてこない。