「ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」とサブタイトルのついた掲題の展覧会を観に国立新美術館へ行った。with コロナで行く初めての展覧会だったが、観覧者の人数を絞っているため事前の時間予約制だった。予約が取れてしまえば、空いている会場での観覧になるので悪くない。
会場の中央に大きな面積を占める東京のジオラマは圧巻だった。しかし、マンガ、アニメの舞台となる東京にスポットを当てた企画とはいえ、なんだか関連するアニメや漫画の作品群の展示がすみに追いやられているようで、東京のよくできた巨大なジオラマを見せられた印象が強くなってしまった。オリジナルのパリでの展示ではどうだったのかはわからないけれど、ジオラマはもう少し小さくても良かったのではないかとも思う。ジオラマ自体も傾斜なく水平に設置されていて奥のほうが遠くてせっかく関連する作品の紹介時にジオラマ上の場所にスポットライトが当てられても分かりづらかった。