[BOOK] ある異常体験者の偏見
山本七平
[BOOK] 「空気」の研究
山本七平
ステップばりばりのダンスシーンを観ていて、何故か浜田省吾の「からっ風のララバイ」を思いだしてしまった。
畠山直哉による「写真」と「芸術」との関係に重点を置かれた講演を集めたもの(と僕には感じられた)。
私たちとその人間が気にしているのは「ここではないどこか」に理想のユート
ピアとしての自然が残っており、それが消滅しないように、ということでしか
ないのです。残念ながら、それは幻想でしかないでしょう。でも、それを「幻
想である」と断定してしまうことが一般的になれば、事態は今よりも数段悪く
なるだけだとも言えます。ここに都市型の自然保護運動のジレンマがあるよう
の私には思われます。
パラパラと何度も勢いよくページをめくって見る。
横浜美術館の写真展示室(常設展)にて、中平卓馬の写真が展示されているとのことで機会を見つけて行ってきた。2003年に同じ横浜美術館で開催された彼の回顧展「原点復帰-横浜」のために、プリントされた写真が展示されてる。サーキュレーションや、沖縄モノ、それから近年の横浜のものなど。丁度これらに関連する写真集を2点ほど購入したばかりだったので印刷とプリントで比べてみることができた。
面白い。
中平が記憶を失う前と後の写真が収められている。カラーの写真は最近にもつながる中平調。ところで、写真ではなくて、途中に収録された朝日ジャーナルなどの記事が「日帝」など「帝国主義」など、今となっては少々イタイ。文章を読まずに写真だけに集中した方が良いなと思う写真集。