2011/07/24

2011/07/24

[BOOK] 天安門

リービ英雄の中国関係の短編小説を集めたもの。以前読んだものあるが、絶版になっていて読めなかった「へんりーたけしレウィキーの夏の紀行」が収録されていたのでよかった。彼の私小説は、僕の体にとてもなじむ。

2011/07/01

2011/07/01

[BOOK] 関東大震災

その名のとおり、関東大震災で何が起きたかを綴ったもの。読んでいて感じたのは圧倒的な民度の低さ。こんな民度の低い者ばかりだったら、その後、ずるずると15年も戦争し、さらには太平洋戦争まで引き起こして収拾がつかなくなって破滅を迎えてしまったことも十分納得できるほどだった。

[BOOK] ロング・グッドバイ

レイモンド・チャンドラの有名は作品。タイトルが「グッバイ」でなく「グッドバイ」であること少し違和感を持ちつつ(細かい!)読んだ。単なる一般読者なので、“文体が〜”とかは特に意識もせずさらりと読んだ。基本(というかそもそも)エンターテイメント系の小説なので非常に面白く読むことができる。旅のお伴にはオススメの一冊。

[BOOK] ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座

アメリカ(人)と少し付き合いを深めていくと、宗教(つまりキリスト教)について知識(!=信心)を深めたくなる。そうなっていくと、エバンジェリカル(福音派)がどういう思想を持っているのかが一番興味が湧いたりする(少なくとも僕は、またG.W.Bushのことなので、ちょっと前のトピックかもしれないけれど)。そう向きには非常に役立つ本である。エバンジェリカルの元締めへのインタビューが掲載されていたり、それに対するユダヤ系の反応なども掲載されていて非常に興味深かった。

しかし、あえて傲慢とは言わないが、この元締めの印象は相当に上から目線である。こういうアメリカ人っているよねぇ。良い意味でも悪い意味でも(というか、反米感情を引き起こしそうなアメリカ人や国としてのアメリカの性向そのままのな印象を与えた人だった。