[PHOTO] 写真新世紀東京展2009
昨年は見に行けなかったから、2年ぶりの写真新世紀展か。だんだん自分の目が肥えてきているのか、それとも最近忙しくて疲れているので写真への感度が落ちているのかはわからないけれど、ゾクゾクするような作品はなかった。
ただ、杉山正直さんの「オレハ・オララ」は、まるで友人の家で、友人の旅写真を楽しく見せてもらっているようで愉快だった。あとは齋藤陽道さんの「タイヤ」は展示されていた一点は迫力もあり、大好きだが、ブックを見てしまうと、タイヤ(走行している大型車のタイヤ)をテーマにしていることはわかるが、少々お腹一杯気味になってしまう。
[BOOK] 差別と日本人
借りてきた本。感想なし。
[BOOK] 日本を貶めた10任の売国政治家
これも借りてきた本。批判だけする本であまりにも能がない。どうすればよいのか、どうすればよかったのかといったビジョンが無いので、本当につまらない文章だった(少くとも批判する分量と同量はこれらに当てるべきだろう)。
[BOOK] 対米交渉のすごい国
カナダやメキシコ、ニュージーランドなど、日本と同じような米国の(ある意味)属国的な国々がどのように、対米交渉で有利な条件を引きだしていったかを述べた本。といっても、外交交渉で全面的な勝利なんてものはやはりない。
[BOOK] 荒野へ
アメリカの友人に映画「Into the Wild」を勧められ、では原作の方も読んでみようと購入。ちなみに映画の方もDVDを購入済みだけれど時間がなくてまだ見ていない。アメリカの若者の一部にある(ように感じられる)放浪癖というか、社会からの離脱願望というものが感じられる主人公だった。映画はまだ見ていないけれど、同じ放浪するなら、孤独に社会から隔絶して生活するような生き方よりも、「モーターサイクルダイアリーズ」のチェ・ゲバラのような旅の方に共感する。